至善館が学生に選ばれる理由
Why Shizenkan is chosen by students
豪華な教員陣から実践的な学びを得る
独自のカリキュラムを通じて、理論と実践を統合した学びを展開します。
実用的な知識とスキルの獲得に重点を置き、現場で即活用できる能力を養成します。
現役の経営者やコンサルタントによる生きた経験に基づく講義を受け、リアルな学びを
得ることができます。さらに、実際の事例 を用いたケースディスカッションを通じて、
問題解決能力を磨きます。これらの学習プロセスを通じて、 実務で不可欠なチームワークと
リーダーシップのスキルを培い、 即戦力として活躍できる人材を育成します。
一人一人に寄り添う、学びのサポート
少人数制だからこそ、学生の可能性を最大化
至善館では、1人の学生に対し1人の専任の教員がアカデミッ クメンターとしてつき、
2年間の学習をサポートします。また、教員と学生の割合は1:4と、学生一人当たりの
教員数は少 ないため、教員と学生の距離が近く、個別のニーズに対応したきめ細やかな
指導が受けられます。
ライフステージの変化が大きい世代の学生が多いため、柔軟に対応できる体制を
整えています。学生の多様性を尊重し、それぞれの事情や目標に合わせた教育とサポートを
提供することで、心理的安全性の高い学びの場を創出しています。
日本橋の文化と共に育む、至善館の学び
至善館は、歴史ある日本橋エリアに根ざして、地域に開かれた教育機関を目指しています。
地元の町会活動に積極的に参画し、三社祭りや日本橋橋洗いなどの伝統行事には、
至善館の学生が大勢参加しています。
また、「デザイン思考」の授業では日本橋地域でのフィールドワークを実施し、学生の実践的な学びを促進しています。
さらに、大学運営や教育プログラムに地域の視点を取り入れ るため、至善館の評議員会に
日本橋の企業リーダーを招いています。 至善館は地域との密接な連携を通じて、
地域に貢献しつつ、より実践的で魅力的な教育環境を目指しています。
充実した学費支援制度
多様な方々に学んでいただくために奨学金制度を設けています(最大 480万円)。
さらに、厚生労働省指定の教育訓練給付金制度により、最大128万円の追加支援も可能です。
また、特定分野に特化した奨学金制度(難民支援、グローバル・インパクト創出、国際協力、社会イノベーションなど)を通して世界を変える志を持つ学生をバックアップしています。
至善館は、経済的な制約を超えて、世界を変革する人材を育成する場を目指しています。
経済的な理由で学びを諦めず、ぜひ至善館の奨学金制度をご活用ください。
至善館独自の教育アプローチ
Shizenkan’s unique approach to education
リベラルアーツを通して高い視座を身につける
至善館は、ビジネススキルだけでなく、
独自のリベラルアーツ教育を重視します。
「何のために、誰のために、何故」という
目的を問う姿勢を育み、歴史、哲学、科学などを通じてリーダーとしての価値観を確立します。
これにより、単なる手段の習得を超え、世界の現状理解と未来洞察の基盤を築きます。
時代の潮流や社会の変容を読み解く力を養い、経営プロフェッショナルとしての深い洞察力を培います。
内省を通じたリーダーシップの旅
リーダーシップの原点は、内省を通じた自身 の「生きる」目的・意義の確認にあります。
自分自身との対峙を通じて、自分自身が大切 にしているもの、自分自身の「心の声」を確認するために、コーチング、アセスメント、心理学を基礎とするワークショップ、
経験学習等を通じて全人格リーダーシップを涵養します。
至善館でみつける新しい挑戦
至善館には修士論文はありません。
至善館を卒業するには、2年間の学びを統合し、自身が描く卒業後の展望を「事業構想書」としてまとめ、その構想をプレゼンテーションして語ることで、仲間を増やす体験をしていただきます。
社会性とビジネスを両立するようなプランとは何か、信頼と共感を集めるリーダーとは何か、などを実体験していただき、ファカルティの指導を受けながら、クラスメイトとの議論の中で深めていきます。
西洋の合理性と東洋の精神が
共鳴する場
アジアには、主客非分離の一元論、徳治による王道主義、自然との共生観など、独自の
文化、精神 土壌が根付いています。
至善館のプログラムでは、米国型B-School教育の持つ西洋の合理的思考を基軸としながらも、東洋思想や、禅・瞑想をカリキュラムに取り入れることで、西洋とアジアの思想の橋渡しを行い、未来に求められる経営や
リ ーダーシップのあり方を追求します。
世界のビジネススクールと連携
世界各地の教育機関・研究機関とパートナーシップを結ぶことを通じて、21世紀、22世紀に求められる新たな教育パラダイムを作り出し、世界に発信していくことに共同で取り組んでいます。
至善館とIESEビジネススクール(スペイン)が協働で実施するFuture of Capitalismプロジェクトでは、世界5大陸・19校のビジネ ススクールから200名を超える学生が参加しています。 学生は、政治・経済分野の世界的なトップリーダーとの対話を通し、サステイナブルな資本主義について議論しています。
社会を変革するための知の拠点
社会に開かれた知の開発拠点として「至善館経営研究プラットフォーム」 を設置し、
テーマごとに「研究センター」を設けています。現在、インパ クトエコノミーセンター、リベラルアーツセンター、ネゴシエーションセ ンターが稼働しており、様々なイベントや勉強会を開催しています。
また、至善館の授業の内容をまとめた
「至善館講義シリーズ」 が光文社から2冊出版されており、至善館の学びを外部の方に も知っていただいています。
2024年7月からは、SSIRJ(スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・ジャパン)の事務局を至善館に設置し、社会課題解決に向けたハブとしての機能も活性化しています。
第一線で活躍する 専門家から、幅広い知識を学ぶ
Learn a wide range of knowledge from experts who are active on the front lines
学長・教授
Tomoyoshi Noda
内なる葛藤と向き合う。リーダーに求められる高潔さと倫理観
大学院大学至善館 創設者
アイ・エス・エル(Institue for Strategic Leadership)創設者
ハーバード大学 経営学(経営政策)博士
東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。マサチューセッツ工科大学(MIT)
スローン スクールより経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)取得。
ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院特別生、ロンドン大学ビジネススクール助教授、ス カンジナビア国際経営大学院客員教授、インシアード経営大学院(フランス、シンガポール)助教授を経て帰国。2001年7月、全人格リーダーシップ教育機関アイ・エス・エル(ISL、Institute for Strategic Leadership)を創設。米国型MBA教育のあり方を、日 本とアジアから再構築し、グ ローバルに開かれた全人格リーダーシップ教育を実践する。
ISLでの18年に渡る実践を基礎に、 2017年学校法人至善館を設立。
交渉学で、問題解決力を持ったリーダーに成長する。
慶應義塾大学名誉教授
日本説得交渉学会 会長
ハーバード・ロー・スクール修士
アメリカ上院議員事務所客員研究員、ジョージタウン大学ロー・スクール客員教授、世界経済フォーラム(ダボス会議)「交渉と紛争解決委員会」委員などを歴任。日本における「リーダーシップ基礎」・「交渉学」の研究・教育の開発に取り組んでいる。
近著:『「リーダーシップ基礎」入門』東京書籍、『ハーバード×慶應流 交渉学入門 』(中公新書ラクレ)など。至善館ネゴシエーションセンター長。
担当科目:リーダーシップと交渉学
教授
教授
世界の複雑さを紐解く鍵、システム思考。
未来を創るリーダーに必須のスキルを学ぶ。
東京大学大学院教育心理学専攻修士
『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のサステナビリティや人財育成、研修等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。
持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
また、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・ファシリテーターを企業や自治体で数多く務め、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアドバイザーとしてかかわっている。
担当科目:システム思考と持続可能性への挑戦、東洋思想に見るリーダーシップ、個人演習
想いを言葉に、言葉を力に。
効果的なコミュニケーションスキルを 身につける
TEDxTokyo共同創設者
1995年に「東京インターナショナルスクール」を共同設立し、2008年にはTEDxTokyo、TEDxYouth、TEDxTeachersを設立。2012年には21世紀の学習者と教育者の役割を描いた短編ドキュメンタリー映画「21:21」を制作。2014年、『TED
Power』を執筆。2015年、『未来を生き抜くスキルはこう育てる』を執筆。2017年、日本初のシンギュラリティ大学ジャパンサミットを開催し、2019年には150人以上にインタビューした『Strategies for keeping Japan #1』を執筆。2022年にはOECDの高校生社会情動的能力調査の共同日本担当に就任。
その他、日本の大手企業や団体のアドバイザーも務める。
担当科目:思いとビジョンを伝える技法
教授
副学長・教授
インパクト創出の学びと実践の融合を生み出す
日本ファンドレイジング協会代表理事
至善館インパクトエコノミーセンター所長も務める。専門領域は社会的インパクトの創出と評価、インパクトビジネスやNPO、フィランソロピー、ファンドレイジング、国際協力など。JICA、外務省、米国NPOなどを経て2008年日本初のNPO・ソーシャルビジネス専門の戦略コンサルティング企業(株)ファンドレックス創業、
2009年日本ファンドレイジング協会を創設。課題解決先進国の実現に向けて、
寄付やインパクト投資などの民間資金による課題解決を促進している。
担当科目:インパクトビジネスとエコシステムの実践、社会的インパクトの創出とマネジメント
至善館卒業生の声
Voice of Shizenkan Alumni
世界を自分ごとに。至善館が広げてくれた視野と視座
“⾄善館での学びを経て、世界の課題と⽭盾に挑戦することに、⾯⽩さを⾒出すようになりました。
複雑な問題も、個々の⼈間の想いや営みで形作られていると知り、課題解決に向けてワクワクしながら挑戦したいと思う⾃分がいることに驚いています。
最⼤の変化は、「⾃分ごと」として感じられる世界の範囲が⼤きく広がったことで す。
⾄善館のプログラムを通して、企業や業界など、様々な垣根を取り払い、社会や企業活動を統合的に捉える視点が⾝につきました。また、損得勘定なく本気で向き合える「仲間」の⼤切さを実感しました。同じ悩み を持つ同期と全てを曝け出し合えたことが、深い学びにつながりました。
この仲間 意識は、将来の挑戦において代えがたい財産となると確信しています。
「ひとりでは世界は変えられないが、仲間と⼀緒ならどんな壁でも乗り越えていける」という信念が、⾄善館での最⼤の学びとなりました。”
高木 啓吾(Class of 2023)
日本 不動産
自己との対話を深めた至善館での学び
“⼊学する前は、仕事と学業の両⽴に不安を感じていましたが、20ヶ⽉間を共に過 ごしたクラスメイトたちと助け合い、絆を深め、充実した時間を過ごすことがで きました。 ⾄善館では、⾃⼰と向き合うことの重要性を学びました。
内省が苦⼿だった私で も、コーチングを取り⼊れたクラスでは、⾃分⾃⾝や価値観を繰り返し⾃⾝に問 い続けることで、⾃⼰理解を深め、⼈間的に成⻑することができました。カリキュラムの中で特に印象に残ったのは、「東洋思想に⾒るリーダーシップ」 の授業です。中国の古典を読んで、⾔葉の意味を丁寧に解釈し、⼼で感じ取る過程で、リーダーシップのエッセンスを吸収するという、とても新鮮な体験でし た。
⽇々の業務や⾃社の課題に囚われず、より広い視野で問題意識を持ち続け、⾃分なりのリーダーシップを発揮しながら、⼀歩⼀歩前進していきたいと思います。”
Liang Yue(Class of 2024)
中国 アパレル
経営者としての新たな自覚
“⾄善館での2年間の学びを通じて、私は経営者として⼤きく成⻑したという実感があります。
緻密に設計されたカリキュラム、優秀な教員とスタッフ、共に学んだクラスメイトたちは、私にとって⽣涯⼤切にしたいギフトとなりました。 私にとって最⼤の変化は、リーダーとしての⾃覚が芽⽣え、⼈と組織の成⻑に喜び と責任を感じるようになったことです。これまでの弁護⼈⽣を振り返りると、経営の質や組織の成⻑への意識の希薄さに気づかされました。また、最良の経営とは何かを問い続ける⼒の重要性を学びました。⼈⽣の半ばで、組織や経営にまつわるさまざまな概念について、⾃分なりの意⾒(持論)を持てた ことも⼤きな収穫でした。
今後の挑戦として、地域ファンドの運⽤を通じて地域の持続可能性向上に貢献する ことを⽬指します。
⾄善館での学びを活かし、社会に前向きな変化を⽣み出してい きたいです。”
樽本 哲(Class of 2024)
日本 弁護士
最前線で活躍するトップリーダーと 交わる学びの場
“これまで、6か国で教育を受けたことがありますが、⾄善館のプログラムは、「⼀貫性」という点で、とても優れていました。様々な科⽬で得られる学びが巧みに組み 合わされ、
どんどん理解が深まっていくという、初めて味わう体験でした。 元⼤統領やノーベル平和賞受賞者、伝説的なIT企業の初期メンバーなど、著名⼈と 直接対話できる機会が多くあり、⾃分の思考の枠を広げることができました。また、優秀で尊敬すべきクラスメイトたちと切磋琢磨し、共に学べたことは⾮常に貴重な経験でした。80⼈以上の全⼈格リーダーたちに囲まれ、⼀般には「クレイジ ー」とされるようなアイデアでも、共感し合える環境がそこにはありました。
所属会社もセクターも国籍も何もかもが違うのに、です。 今後については、リーダーとしての膨⼤な責任にどう向き合うべきか、戸惑いも感 じています。
家族を⼤切にしながら、後悔のない選択をし、全⼈格的に取り組みたいです。”
Tamari-Tutnjevic, Dora(Class of 2024)
クロアチア・日本 ソーシャル
学生のデモグラフィー
定員/年:日本語クラス40名, 英語クラス
平均年齢:35歳
20以上の国と地域をルーツに持つ多様性と少人数制が共存する学習環境
NPOや公益財団など、ソーシャルセクターに所属する学生も活躍。